練馬断酒会は、
アルコール依存症に苦しむ方とご家族を支える会です。
ここには、アルコール依存症から回復した人、家族や仲間とお酒をやめ続けている人がたくさんいます。
お酒の悩みや不安は、ひとりで抱えこまず、私たちといっしょに、ひとつずつ解決していきましょう。
代表からのメッセージ
練馬断酒会 代表理事
黒岩 平
私たち練馬断酒会のモットーは「話・輪・和」です。私はこの会に入会して35年がたちました。最近やっと少し落ち着いた生活を送れていますが、飲酒が原因で肝機能障害を患い、アルコール依存症の専門医療機関に二回入院しています。この病気になってからは、周囲からは一切信用されず、何をしても疑いの目で見られ、とても辛い時期が続きました。練馬断酒会の会員たちは、そのような苦しみをお互い分かり合えるから、「話・輪・和」というものをとても大切にしています。横のつながりを大切にすること。仲間と一緒に毎日を楽しく過ごすこと。それがないと、長い断酒生活を続けていくのは難しいと思います。
時間がたてば問題は解決する。よくそう言われますが本当にそうでしょうか。アルコールは、あくまでも、今起きている問題の逃げ道です。今起きている問題を解決しなければ アルコールからは逃げられません。今あなたがアルコールに逃げる原因を、これから一緒に探していきましょう。また、私も会員の多くも、家族に支えられて断酒を続けられています。ご家族の方も本当に苦しいと思いますが、アルコール依存症は病気ですので、ぜひ「監視」するのではなく「看護」するという気持ちで接してあげてください。
活動理念
練馬区に根を下ろした地域断酒会として、アルコール依存症のご本人とそのご家族のため、以下を目標に活動しています。
1
アルコール依存症の方が
お酒を飲まない生活を取り戻し、
家族と共に自分らしい人生を
新たに歩めるように
支援する
2
アルコール依存症や酒害に
関する正しい情報の提供や
啓発活動を行っていく
3
アルコール依存症の回復を
めざす方が周囲とつながり、
支え合える社会になるように
働きかける
活動内容
練馬断酒会では、例会や家族会と呼ばれるミーティングの開催を基本活動としています。
例会や家族会では、アルコール依存症のご本人とご家族が集まり、自らの酒害体験や悩みを語り合います。
こうした基本活動の他、地域での酒害相談や研修会、会員・家族による親睦会など、さまざまな活動を行っています。
酒害相談会・イベント等での啓発活動
一泊研修会・日帰り研修会
全国大会・関東ブロック大会への参加
例会・家族会
練馬断酒会として各種例会・家族会を定期的に開催しています。
また、断酒会の上部組織である東京断酒新生会や、全日本断酒連盟が主催する大会にも参加しています。
2019年は練馬で関東ブロック大会を開催しました。
啓発活動
地域の医療機関や行政機関と連携し、酒害相談や飲酒運転撲滅などの啓発活動を行っています。
練馬区で秋に開催される「健康フェスティバル」には毎年出展し、地域の方と交流しています。
研修会・交流会
会員や家族も一緒に、観光を兼ねた一泊・日帰りの研修会や親睦会を行っています。近隣の断酒会とも交流し、
ソフトボール大会や、お正月の高尾山
初詣も行っています。
団体概要
団体名
NPO法人 練馬断酒会
沿革
1972 年11月 東京断酒新生会練馬支部結成 (初代会長 鈴木三千雄)
1986 年 4月 呼称を練馬断酒会に変更(会員数 80 名)
1991 年 1月 会報紙(月刊)「こぶし」創刊 1月号(No.1 )発行
2001 年10月 NPO法人 練馬断酒会設立
2007 年 3月 35周年記念大会開催(練馬文化センター)
2012 年 7月 40周年記念大会開催(練馬文化センター)
2017 年 3月 45周年記念大会開催(練馬区立 区民・産業プラザ)
現在に至る 現12代目理事長 黒岩平
連絡先
TEL: 080-1287-6688(事務局 衛藤慶一)
貸借対照表
活動計算書
事業報告書
「失踪日記」「失踪日記2 アル中病棟」を描いた漫画家の吾妻ひでおさんも、練馬断酒会の会員でした。
吾妻ひでお(本名:吾妻日出夫)さんは北海道出身の漫画家です。1969年にデビューし、ギャグ漫画をはじめSFや美少女漫画など数々の作品を発表しました。自らの路上生活体験を描いた「失踪日記」は第10回手塚治虫文化賞マンガ大賞、第9回文化庁メディア芸術祭マンガ部門賞などを受賞しました。
私生活ではアルコール依存症を患い専門病院で治療し、退院後の1999年4月に練馬断酒会に入会。
長年、漫画家として活躍した吾妻さんは2019年10月13日、病のため逝去。本ホームページ掲出の漫画は、吾妻ひでおさんのご家族、出版社イースト・プレス様のご厚意により、吾妻さんのアルコール依存症の治療体験に基づく漫画「失踪日記2 アル中病棟」より掲出させていただきました。
団体概要
団体名
NPO法人 練馬断酒会
沿革
1972 年11月 東京断酒新生会練馬支部結成 (初代会長 鈴木三千雄)
1986 年 4月 呼称を練馬断酒会に変更(会員数 80 名)
1991 年 1月 会報紙(月刊)「こぶし」創刊 1月号(No.1 )発行
2001 年10月 NPO法人 練馬断酒会設立
2007 年 3月 35周年記念大会開催(練馬文化センター)
2012 年 7月 40周年記念大会開催(練馬文化センター)
2017 年 3月 45周年記念大会開催(練馬区立 区民・産業プラザ)
現在に至る 現12代目理事長 黒岩平
連絡先
TEL: 080-1287-6688(事務局 衛藤慶一)
「失踪日記」「失踪日記2 アル中病棟」を描いた漫画家の吾妻ひでおさんも、練馬断酒会の会員でした。
吾妻ひでお(本名:吾妻日出夫)さんは北海道出身の漫画家です。1969年にデビューし、ギャグ漫画をはじめSFや美少女漫画など数々の作品を発表しました。自らの路上生活体験を描いた「失踪日記」は第10回手塚治虫文化賞マンガ大賞、第9回文化庁メディア芸術祭マンガ部門賞などを受賞しました。
私生活ではアルコール依存症を患い専門病院で治療し、退院後の1999年4月に練馬断酒会に入会。
長年、漫画家として活躍した吾妻さんは2019年10月13日、病のため逝去。本ホームページ掲出の漫画は、吾妻ひでおさんのご家族、出版社イースト・プレス様のご厚意により、吾妻さんのアルコール依存症の治療体験に基づく漫画「失踪日記2 アル中病棟」より掲出させていただきました。